「ブログのすゝめ」としてブログについて考察していきます。

囲碁ブログのすゝめ

SNSの特徴と欠点とは?

あなたはブログを運営したことがありますか?

ブログはある程度の文章を書かなくては見栄えが悪いため、継続して書き続けるのは大変でしょう。

その点、今流行りのSNSは短い文章の投稿で事足りるのが魅力的です。

それぞれ長所・短所を抱えていますが、私はあえて「ブログ」をお勧めします。

その理由はSNSが多くの方に「不向き」だと考えているからです。

SNSの中でも特に「Twitter」は言葉選びのセンスを問われます。

例えるなら「日記」と「俳句・短歌」くらいの差があると見てよいでしょう。

「今日の囲碁会は楽しかった」というテーマでそれぞれ比較すると次のようになります。

俳句

「囲碁会は 今日も愉快だ 楽しいな」

短歌

「囲碁会は 今日も愉快だ 楽しいな 全敗なのは 私だけだよ」

日記

「今日は久しぶりの囲碁会に行ってきました。

最近、仕事忙しくて大変だったけど、みんなと会えて楽しかったな。

まあ全敗なのは私だけだったけど(笑)

明日から毎日詰碁頑張るぞ~!」

俳句に季語がないのはご愛嬌として、短い文章ほど「情報量」が少なくなるのは仕方ないでしょう。

だからこそ、短文の中に想像力を働かせるような「言葉選びのセンス」が必須となります。

Twitterはしばしば「炎上」といった事態に陥りますが、それはお互いの「認識の差」によって生じるケースが少なくありません。

いくら短文を連続投稿しても、たった「ひと言」リツイートされて非難を浴びることもあります。

またTwitterの長所でもあり、短所でもある「相互にやり取りができる」というのも問題です。

フォロワーが少なければ支障ありませんが、多いとやり取りが「多人数vs1人」の構図になってしまいます。

つまり「下手なことは言えない」というわけです。

ネットで情報を発信するのは「個人の意見」の表明に他なりません。

単純な友達同士のやり取りなら、それこそ自由であり何の問題もありません。

しかし身内同士のやり取りを超えて、知らない人とつながり合うのが「ネット」の特徴でしょう。

ここで注意しなくてはならないのは「情報発信」には「反対意見や批判が付き物」という点です。

まあよく言えば「ご意見」であり、悪く言えば「クレーム」と言えるでしょう。

Twitterでは「共感を得る発言や投稿」はリツイートされてあっという間に拡散されます。

その反面「反感を抱く発言や投稿」には非難が殺到します。

「人の批判ばかりして何が楽しいの?」という意見もあるでしょう。

しかしよく考えてみてください。

「他人の言動を批判してはいけません」となったら、誰も他人の言動に興味を持たなくなります。

「仲邑菫さん」の問題を例として挙げましょう。

若干10歳の菫さんが「最年少棋士」として入段を果たしています。

ところが採用試験では「半目負けの碁」をなぜか「持碁」にされたり、

ことあるごとに記者会見の場でインタビューを求められたり、

一日警察署長やプロ野球の始球式に駆り出されたりするなど、日本棋院や周りの大人の対応は目に余るものがあります。

なんて「批判」をするのは、少なからず日本棋院が打ち出した「英才特別採用推薦棋士」という枠組みや今後の施策に注目しているからです。

もし「批判や非難をするな」と言われれば、たちまち熱が冷めて興味を失うだけでしょう。

何でもそうですが、自分にとって関わりのないことには誰も興味を示しません。

興味のないことを批判することは誰にもできないのです。

なぜなら知る由もないからに他なりません。

そして文句を言えないのは「意見を言えない」のと同じため、物事に「参加できない」のと何ら変わりません。

「参加できない=関係ない」わけですから、結局のところ誰からも見向きもされなくなります。

情報を発信する者として誰にも受け取ってもらえないのは、まるで砂漠に水を注ぐかのように無意味なことでしょう。

かといってTwitterを始めとするSNSでは「多人数vs1人」の構図は避けられません。

アカウントに鍵をかけない限り、ツイートも返信内容もすべて他の人に見られてしまいます。

当たり前ですが、意見を交わすときは「後出し」になるほど有利になります。

しかも初手を打つのは自分自身ですから、そこからいろんな意見に対応するなど不可能と言わざるを得ません。

それでは反対意見や批判を抱かせつつ、こちらが一方的に不利にならない方法とはいったいどのようなものでしょうか?

ブログの利点

世の中における情報発信の代表的なものとして「TVと新聞」があります。

これらのメディアはネットが普及し始める20年前まで全盛を誇っていました。

TVと新聞が絶対的な権力を持っていたのは「一方的な情報発信」をしていたからに他なりません。

いわゆる「情報操作」など朝飯前だったわけです。

しかしネットが普及した昨今では、TVや新聞の「嘘」を見破るのが容易になっています。

勿論、ネットに上がっている情報も1つ1つ精査する必要はあります。

されど今まで以上に「情報が溢れた」ことにより、1つの意見ですべてを丸め込もうとするのはもはや不可能です。

いわば「情報の民主化の時代」が訪れたと言っても過言ではありません。

より多くの人の賛同や共感を得た情報にこそ、価値を見い出していくのは当たり前でしょう。

メディアの媒体が大きければ大きいほど、人々の目に留まるのは当然のことです。

ただしいつの時代も「数的有利」に勝るものはありません。

すなわち「ネットの意見>TVや新聞」といった構造がすでに出来上がっています。

たった1人の意見は小さくとも他の意見と合わせれば、既存のメディアを超える規模になり得ます。

ただ「共感を得る」という点においては相応の信用を積み上げていかなければなりません。

たとえ良いことを言ったとしても、居酒屋のおじさんの意見では誰にも聞いてもらえないでしょう。

ここで大切なのは「積み上げる」ことです。

一般的にSNSは「フロー型メディア」ブログは「ストック型メディア」と言われています。

フローとは「流れ」を意味しており、SNSは要するに「情報の垂れ流し」に他なりません。

いわゆる「井戸端会議」のようなものであり、その場限りと言ってよいでしょう。

それに比べて、ストックとはご存知のように「蓄える」という意味があります。

つまりブログとは「情報を蓄える」ことができるメディアというわけです。

1年後、SNSでは残らないような発言もブログならネットに残り続けます。

さながら「議事録」に記すような行為と何ら変わりありません。

これはものすごく重要なことであり、記録に残すというのは歴史の歩みに刻まれることに他なりません。

私が10年前に書いていたブログもいまだにネット上に残り続けています。

その内容は友達へ向けた「日記」でしかありませんが、10年の時を経てまた過去の自分と再会できたのは嬉しかったですね。

今はより多くの人に届けられるように頑張っていますが、未来の自分へ向けて書いている意味もあります。

旅先や記念のとき「写真を撮る」のと同じです。

写真や動画とブログには、実はある1つの共通点が存在します。

それは「一方的な情報発信」ということです。

携帯に保存されている写真や動画はいわば「TV」のようなものであり、ブログの記事は「新聞」のようなものでしょう。

撮りためている、または書きためているうちはただの「情報」でしかありませんが、それを「発信」することにより小さなメディアの役割を果たしています。

先ほどTVや新聞は「一方的な情報発信」をしていると言いましたが、ブログと同じく写真や動画も一方通行の情報でしかありません。

リアルタイムでやり取りする性質のものでないのは誰の目にも明らかでしょう。

その点では、SNSは「電話」のような役割を果たしています。

多少のタイムラグがあるとはいえ、「鮮度」こそSNSの命と言ってよいのではないでしょうか。

勿論、ブログやYouTubeのような一方的な情報発信ツールにも「批判や非難」は付き物です。

とはいえリアルタイムのやり取りに比べて「脊髄反射」のような思慮の浅い言動はかなり抑えられます。

なぜならTwitterのように「手軽にやり取り」できないからです。

ましてや「多人数対1人」になることもありません。

有名なブロガーやユーチューバーならまだしも、ブログのコメント欄で喧嘩しようとする人は稀でしょう。

しかも周りの意見を参考にすることはできませんから、必然的に「1人vs1人」のやり取りになります。

意見を交わし合うときに「後出し」や「多人数」は不健全極まりないと言えます。

それこそ囲碁のように「先番、後手番」を交互に繰り返すのが健全なやり取りではないでしょうか。

ここでブログのメリットをまとめてみましょう。

・言葉選びのセンスを問われない

・一方的に情報発信ができる

・記事を書きためることができる

これらは同時にSNS(Twitter)のデメリットを浮き彫りにしています。

Twitterは言葉選びに気をつけながら、やり取りが大変なうえ、つぶやきが残りません。

Twitterこそ「センスのある人」が情報発信するのに適しており、下手な発言をする人は「バカッター」と揶揄されてしまいます。

ある程度は人に見られることを意識しつつも、ブログならそこまで神経質になる必要はありません。

Twitterと違い基本的に「いいね」や「リツイート」がありませんから、コメントをもらえた時はどんな意見でも「有り難い」と感じるものです。

ブログを書くコツとは?

ブログを書いていて悩みの種となるのは「誰からも見られない」ことでしょう。

これはブログを書いている人がまず最初にぶつかる壁になります。

あなたのブログが誰からも見てもらえないのはちゃんとした理由があります。

それは「見つけてもらえない」ためです。

決してあなたのブログがつまらないから見てもらえないのではありません。

そもそも出会わないことには良し悪しを判断する以前の問題でしょう。

よく「日記のような記事ばかり書いていてはダメだ」という意見を目にします。

しかしそれは大きな間違いと言えます。

あなたの日常が面白ければ、読者はあなたの日記を心待ちにするはずです。

日記のような記事がダメなのではなく、日記に付けるタイトルがよくありません。

先ほど書いた日記を参考にして、タイトルを考えてみましょう。

タイトル『ひさしぶりの囲碁会』

「今日はひさしぶりに囲碁会へ行ってきました。

最近、仕事忙しくて大変だったけど、みんなと会えて楽しかったな。

まあ全敗なのは私だけだったけど(笑)

明日から毎日詰碁頑張るぞ~!」

まあ、これではさすがに誰も読んでくれませんね。

そこでタイトルに「どこに行ったのか」を追加してみましょう。

タイトル『○○でひさしぶりの囲碁会』

このようなタイトルにしておけば、検索のとき「○○ 囲碁会」と打って見つけてもらえる可能性が高くなります。

一回見つけてもらえば、あとは内容の勝負ですから面白い記事を書けばよいだけです。

この「面白い記事」という点において、日記はそう悪いものではありません。

なぜなら、あなたの視点は他の誰でもない「あなただけの考え」だからです。

「芸能人や著名人でもない一般人のブログ(日記)なんて誰が見るの?」と思う気持ちも分かります。

とはいえ芸能人や著名人のブログ(日記)が見られる理由は単に「見つけやすいから」というだけです。

例えば「○○ブログ」というブログ名を付けていたとして、そこに個人名を入れたとき「知名度」が大きく物を言います。

囲碁ブログなら「プロ棋士」の名前を検索すれば、すぐにブログをやっているかどうか分かるでしょう。

しかし見つけてもらえたところで、内容が面白くなければ読者は次第に離れていきます。

要は「面白い内容」に「検索されるタイトル」を付ければよいのです。

面白い内容とは別に万人受けするものとは限りません。

そもそも「囲碁ブログ」を書いている時点で、世間一般に受けようとしていないことが分かります。

ちなみにこのブログは「心得ブログ」となっていますが、ゆくゆくは囲碁以外のあらゆる分野を私の視点で書いて行こうと考えています。

そのためにはまず「見つけてもらうこと」が何よりも大切です。

私のブログで今一番人気のある記事は「宝酒造杯」に関する記事になります。

囲碁ブログにおいて「宝酒造杯」をタイトルに付けるのはかなり有効な手段です。

私の過去のブログでも「宝酒造杯」のタイトルを付けたからこそ、10年ぶりに自ら発見することができた経緯があります。

確かに見つけやすいタイトルと言っても、あまりにも「ビックワード」過ぎると検索にかからないという憂き目にあいます。

だからこそ、検索にかかるようにタイトルに複数のワードを入れるようにしましょう。

以下は一例になります。

宝酒造杯四段戦に出た結果を語ります」

囲碁初段になるために毎日勉強している方

囲碁上達に必要なおすすめの本を紹介」

太字で書いているのが「検索するであろうワード」です。

「宝酒造杯 四段戦 結果」「囲碁 初段 勉強法」「囲碁 上達 おすすめ(本)」

大抵のブログ(日記)はタイトルを適当に付けています。

その理由は「めんどくさいから」なのと「名前負けする内容だから」に他なりません。

私のブログは「文字数」を一番に気にしながら書きたい内容を書いています。

なぜなら記事のボリュームさえあれば、どんなタイトルを付けても恥ずかしくないからです。

あとはSNSとの差別化の意味合いもあります。

例えばツイッターで囲碁の上達についてつぶやくとして

「囲碁上達は簡単ではありません。新・技・体はもとより、詰碁の反復、頭に落とし込むように定石を覚えては忘れる心構えが必要になります」

なんて言えば、少なからず「いいね」が押されてあわよくば「リツイート」でシェアしてもらえるかもしれません。

しかしどんなに良さそうなことを言っても所詮は「フロー型のメディア」ですから、時と共に流れていってしまいます。

だったらいっそ、ブログのタイトルとしてそれぞれ書いたほうが有意義ではないでしょうか?

文字数が少なければ少ないほど、要点を押さえて簡潔にまとめなければなりません。

その上、言葉足らずのところは読者の「想像力」に任せるしかありません。

とにかく文字数(ボリューム)を意識して書けば、余計な誤解を与えずに済みます。

ブログを書くときは次のことを心がけてみましょう。

・検索されるタイトルを付ける

・面白い内容を書く(=あなたの考え、個性を出す)

・文字数(ボリューム)を意識する

ブログを書くということは情報化社会の一端を担うということに他なりません。

たとえ日々の生活のことであっても、書くときは魂を込めてブログに向かいましょう。

あなたの記事を待っている読者は「未来」に大勢います。

SNSが「今」をつなぐツールであるなら、ブログは「過去」と「未来」をつなぐツールと言えます。

あなたの「今」を未来へ向けて発信するつもりで、ブログを始めてみてはいかがでしょうか?