「囲碁初段になるためにはどうすればよいのか?」について考察していきます。

初段の壁を越える

初段への志

あなたは今、初段を目指して邁進していますか?

囲碁にはいくつもの階級があり、それぞれ抱えている悩みも異なります。

・初心者

囲碁に興味を持ち、始めようとしている方

・入門者

囲碁のルールは知っているという方

・初級者

19路盤で一局打ちきることができる方

・中級者

大会に出ようという意欲を持っている方

・上級者

初段まであともう少しのところで足踏みしている方

棋力は違えど、あなたの一番の関心は「どうやったら初段になれるのか?」でしょう。

「やるからには初段になりたい!」という想いは誰しも抱く志に他なりません。

しかし初段の壁を越えようとするのは、想像以上に高いハードルが待ち構えています。

囲碁を始めた頃に漠然と抱いていた目標とはいえ、いざ現実を目の当たりにすると諦めたくなる気持ちも分かります。

上達しないのはそれなりの理由があり、それを解決せずして初段へ登り詰めることはできません。

囲碁上達しない人の特徴とは?

※詳しくはこちらをご覧ください。

また順調に上達している人とそうでない人との差は見過ごせません。

できるだけ早く上達したいのは、人として当然の欲求でしょう。

囲碁上達のスピードが早い人と遅い人の違いとは?

囲碁の上達に必要な3つの要素とは?

※興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。

ただよくよく見ていると初段になるための「必要最低限」のことを満たしていない方が多くいます。

あなたはなぜ初段になれないのか、その理由が分かりますか?

年齢と対局数

初段になれるかどうかというのは、囲碁を始めた時期と大きく関わっています。

子どもの頃からやっている人が断然有利なのは当たり前でしょう。

小・中学生はもとより、高校・大学から始めても問題なく初段になれます。

その最たる理由とは「頭のはたらきが活発である」からに他なりません。

学生時代は皆が勉強している環境であり、人生において頭が一番やわらかい時期でもあります。

また多くの子供たちは仕事を抱えている大人よりも時間的に余裕があります。

言うまでもなく、対局しないことには決して強くなれません。

初段になるための対局数として最低「1000局」を目安にするとよいでしょう。

要領がよく頭もやわらかい人がそれくらい努力すれば、問題なく初段になれます。

とはいえ、仕事が忙しい方は囲碁に取り組む時間を確保するのも難しいかもしれません。

かといって定年してから始めようとしても、そのときは若い頃とは比べものにならないほど頭が固くなっています。

それでも1000局こなすことで、初段になれる可能性は格段に高くなります。

囲碁を習っている子たちはたいして時間を使わず、平気でポンポン打ち進めていきます。

そして1日に4,5局という局数をあっという間にこなします。

もし毎日のように通っているのなら、1年と経たずに初段になれるでしょう。

大人になるほどそういう負荷のかかる努力をせず、楽して上手くなる道を探してしまいます。

とりあえず教室に通っておけば良いか、なんて軽い気持ちで取り組んでいるシニアの方は大勢います。

そういう方に限って、週1の授業のあと1回しか対局していません。

子どもたちは1日に最低3局打ちますから、1週間で約20局、1ヶ月で80局、1年で1000局も打つ計算になります。

仮に平日(5日)のみ、1日4局打ったとしても1年で1000局こなす計算です。

社会人、あるいは引退されたシニアの方でも1週間に1局しか打たない人が多く、3局も打っていれば良いほうでしょう。

しかし1週間にたった3局しか打たないのでは、1年かけても150局しかこなせません。

それでは初段になるまでに7年もの歳月がかかってしまいます。

いつまで経っても級位者に甘んじている方は週1の対局しかこなしていないのではないでしょうか?

そんな調子では、初段へと登り詰めるまでに途方もない時間がかかってしまいます。

もしあなたが教室に通っているいないにかかわらず、初段になるためには最低でも1000局こなしましょう。

碁会所に年中入り浸っている人たちは有段者の方ばかりです。

毎日通っているからこそ、対局数の多さだけは並外れています。

淡い期待などしない

あなたは今「もっと効率的に上達する方法はあるはず」と考えていませんか?

勿論、誰しも努力を惜しまない立派な人間であるとは限りません。

あなたの求めるものは「簡単に」「楽して」「時間をかけることなく」上達する方法ではないでしょうか。

効率のよい囲碁の上達法とは?

※興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。

しかし残念ながら、必要最低限の対局数をこなさないと初段にはなれません。

特に週1の教室に通っているだけの方はこの現実をしっかり受け止めてください。

まずはとにもかくにも「対局する」しかありません。

初段になるための確実な方法など、どこにも存在しないでしょう。

だからこそ対局しないことには何も始まらないのです。

「効率よく」とか「短期間で」などの甘い言葉に安易に乗らないようにしましょう。

そういう謳い文句は対局を重ねてきた人に効果的な手法であり、魔法の方策ではありません。

囲碁に限らず、何事も基本に沿ってトライ&エラーを繰り返しながら上達していくものです。

これから毎日1局をノルマとして、3年間で1000局を目指しましょう!

きっと3年後のあなたは確実に「何か」が変わっているはずです。

あなたがその変化に気づいたとき、すでにもう少し先を見据えて歩み始めているかもしれませんね。